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教室の思いで 〜アーティストの声〜
大島ミチルさん 「自分から積極的に関わることと心から楽しんでしまうことで、さらに音楽が好きになりました。でもそれは音楽だけに限らないことですよね。」
目標に向けて努力して、達成したら誉めてくれる。そんな環境が音楽教室には揃っていたんです。
― 何をするにも目標が大事だと思うのですが、大島さんが最初に目標にしたのは誰でしたか?

大島 私が最初に意識したのは、エレクトーンコースの先輩たちでした。
何歳か年上のお姉さんたちが、コンクールでモダンジャズなんかを弾いている姿を見て「かっこいいなあ。私もあんな曲を弾きたい」って思ったのを覚えています。

― 憧れですね?

大島 憧れがあれば努力は自然についてきます。
努力をすれば必ず上達するから、周囲もそれを認めてくれる。私が小学校6年生でエレクトーンコンクールの県大会で1位になった時に、それをとても実感したんです。
子どもにとって自分の努力が認められるって、ものすごく大きな自信になるものなんですよね。
それが励みになって、さらに努力を重ねていく。すべては最初に“目標”があってのことなんです。
だから子どもにとっての"目標"がある環境って大事だと思うんです。

― 本当にそうですね。努力をしやすい雰囲気づくりって大切ですよね。

大島 それから"誉める"ということの重要性も感じます。
これは大人になってから気がついたことですが、例えばオーケストラの方たちと仕事をする時に見ていると、誉める指揮者と叱る指揮者では、オケから出てくる音が違うんです。
もちろん指揮者にもよりますが、おおむね誉めるほうがいい音を引き出すことができます。
大人でさえそうなんだから、子どもはなおさらですよね。
「ここはそうじゃない」と言い切るのではなく、「こうしてみたらどうかな?」って助言してあげることで、自主的に伸びていくことができる。
ですから私が音楽を続けて来られたのは、その"目標"と"誉める"の二つが音楽教室に揃っていたからだと思うんです。
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