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みんなの声
> 高松大介さん
グループレッスンはいかがでしたか?
当時(25年ほど前)は圧倒的に女の子のほうが多く、私のグループも私以外は全員女の子でした。はずかしいと思ったことはなく、メンバーの兄弟まで交えて遊んだりして楽しかったですね。
歌うことが好きで、みんなの声が合うのが気持ちよかった思い出が残っていて、今でも、音楽教室の「ドレミファソ〜ラファミ・レ・ド♪」のテレビCMを見ると、懐かしい気持ちでいっぱいになります。
音楽教室で、うれしかったこと、楽しかったことはなんですか?
小さい頃から何度もホールのステージに立ち、大きなピアノをみんなの前で弾くことができたこと。そして、拍手をしてもらえることがとてもうれしかったですね。はずかしがる子もいたみたいですが、私は大好きでした。目立ちたがり屋だったんでしょうか。
音楽教室で学んだことで役立っていると感じることはありますか?
グループレッスンやアンサンブルの体験では、みんなで創り上げる喜びや、チームワーク、達成感を学ぶことができました。また、今、仕事で数百人を前に重要なプレゼンテーションをする時にもあがらずにこなせるのは、何度もホールで弾いた経験のおかげだと思っています。
プライベートではどのように音楽を楽しんでいますか?
なるべく毎日、短時間でも鍵盤に触れるようにしています。アマチュアも参加できるピアノ・コンクールに出場したり、友人の結婚式で演奏したり、仲間内でお酒と料理を持ち寄ってピアノ・バーをやったり、人前で演奏する機会も多く持つようにしています。また、会社には音楽の才能を隠し持った人が多く、社員を中心に管弦楽団、合唱団、ビッグバンドなどが結成されているんです。私も積極的に参加して、さまざまなジャンルのアンサンブルに興じています。ここでは音楽教室で教わった音楽理論や、聴音、初見、即興演奏の訓練を受けたことがとても役に立っているんですよ。もちろんコンサートに行くことも大好きで、特に欧米に旅行すると必ず格式あるホールを訪れオーケストラを聴きます。
今まで一番心に残っている曲はなんですか?
95年のシューラ・チェルカスキーのピアノリサイタルで聴いた、リストの「愛の夢」です。84歳という高齢でしたが、5曲ものアンコール曲の最後がこの曲でした。ホールに響き渡った温かい音色は、今でも心に残っています。演奏会全体が、最大限に観客を喜ばせてくれる最高のライブ・パフォーマンスでした。
「音楽家とは、そして音楽とは、かくあるべきだ」と教えてくれた、忘れられないピアニストです。
Ontsu 2008年> 秋号
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