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鳥取県出身、東京都にお住まいの中村智昭さん。
故郷の米子にある楽器店「ヤマハパルス米子楽器社」で約2年間PMSギターコースに在籍。その後ヤマハ音楽院ギター科に進学し、現在ギター修行の日々を過ごしています。
卒業したら、かつて会員だった楽器店でギター講師になるのが夢という中村さん。“ギターの楽しさを伝えたい”という目標へ向かって、今、着実に歩んでいます。

ギターについて語る講師の“熱さ”にびっくり
僕がバンドを組んで演奏し始めたのは、高校に入ってから。仲間と演奏するうちに、もっと上手くなりたいと思ってヤマハPMSのレッスンを始めたんです。講師の人と出会ってまず印象的だったのが、レッスンが終わった後、ギターについて、演奏について、とにかく熱く語る点(笑)──最初は驚いたんだけど、今振り返ると、その熱心な姿勢を間近で見ることで、ギターって本当に楽しくて素晴らしい物なんだな、ということを感じることができたと思っています。講師のみなさんやほかの生徒さんなど、ギターや音楽について熱く真剣に話せる仲間がたくさんできたことが、PMSのレッスンで一番良かった点だと思います。特に年に一度の大きな発表会には、他のコースの方とバンドを組んで参加するので、クラスの仲間だけでなく、いろんな楽器のいろんな年齢の方と世代を超えて知り合いになれるんです。子どもから親の年齢ぐらいの方まで。音楽という共通語のある、とても和気あいあいとした環境でした。

ヤマハ音楽院で、ギターを専攻
現在学んでいるヤマハ音楽院の「ギター科」では世界のさまざまな音楽を聴いたり、音楽理論やギターの奏法について学んだり、スタジオミュージシャンになるためにはどうしたらいいかなどのカリキュラムを勉強しています。授業を聞いて、その課題を学内のロビー等で練習して……の繰り返しで、一日中ずっとギター三昧。厳しいけれども、だからこそ上達できるのではと思ってがんばっています。いちばん精神的にも経済的にも辛かったのは、鳥取から東京へ来たばかりの頃。そんなある日ヤマハパルス米子楽器社から荷物が届き、開けてみると注文した品物と一緒に食べ物がたくさん詰まっていたことがありました。もう感激、感激で泣きそうになりました。(笑)。そんなこともあって、僕の中にはいつも楽器店のみなさんに恩返ししたいという気持ちがあるんです。

今までやろうと思ってきた2つの夢が叶う仕事
それで昨年の夏帰省した時も、ヤマハパルス米子楽器社が毎年行っている年に一度の発表会を手伝いに行きました。たまたま親子でレッスンされている方がいて、特に印象的だったのが、そのお父さんが僕にギターの弾き方などをすごく真剣な表情でいろいろ質問してくれたこと。そのとき音楽やギターについてなにか人にアドバイスできることってすごいなって、感動しました。自分の中で、『音楽を教えることの意義や可能性』が見えた気がしたんです。ヤマハ音楽院に進学した当初はスタジオミュージシャンになりたかったんですが、その一方で元々子ども達と過ごすのが好きな僕は、保育士にも憧れていました。PMS講師なら、音楽を伝える夢と子どもを育てる夢、いままでやりたいと思っていたことを、2つとも叶えることができる──そんなわけで今はこの新しい夢を選び、実現へ向けて進んでいます。僕が教えることで、みんながもっとギターが好きになったり、楽しんでもらえたらいいなあ、という気持ちです。はやくお世話になった講師のみなさんと一緒に働けたら嬉しいなぁって、今から楽しみにしています。

取材協力:ヤマハ音楽院
http://www.yamaha-mf.or.jp/academy/