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愛知県名古屋市の郊外へ向かう途中駅に位置する日響楽器(株)サウンドパーク池下で、ウクレレを習っていらっしゃるのは、当年79歳という近藤暢子(こんどう・のぶこ)さん。ご自宅からレッスン会場へ、約1時間半かけて通ってくるという元気なお姿に、教室のみなさんも自然と声をかけてくださるそうです。齢を重ねてから初めて出会う楽器のレッスン。そのまわりには、さまざまな年齢層の方々との音楽を通じた交流がありました。


ギターについて語る講師の“熱さ”にびっくり
ウクレレは、まず老化防止に役立っていますよ。夫と二人で暮らしているのですが、忘れ物をしてもすぐ責任のなすりあい(笑)…少しでもこんなことにならないように、レッスンを続けているんです。ウクレレを選んだのは、持ち運びもラクですし、なにより楽しそうなところが自分に合うと思ったから。実はもっと前から習っていたのですが、骨折で一時中断し、77歳の時に再開したんです。指だって一生懸命動かさないと弾けませんので、いつも練習八割、二割を教室でやるぐらいの気持ちで臨んでいます。根気よく何回も練習するようになり、楽器を持って頭を使う習慣がついたのが何よりうれしいですね。(近藤暢子さん)

今までやろうと思ってきた2つの夢が叶う仕事
ウクレレを覚えたら、次は歌も一緒に歌ったり、それをお友達に聴かせたりしたいと思います。以前もちょっとシャンソンを習ったりしたんですが、最近、森山直太朗さんの『さくら』に挑戦し、だいぶ歌えるようになりました。何度も海外旅行をしている孫たちが、私にも出かけるように勧めてくれるんですが、どうせならただの旅行ではなく、ハワイへウクレレ片手にロマンティックに行きたい──実は、ウクレレを習っている本当の目的はこれなんです(笑)。発表会には家族が見に来てくれたり、いろいろ応援してくれるのもうれしいことです。最近、2台目のウクレレを買ったので、孫と合奏したいと話しているところなんですよ。(近藤暢子さん)

今までやろうと思ってきた2つの夢が叶う仕事
写真は加藤雅夫講師ウクレレクラスのみなさん
上段:菊間啓子さん、長田悦子さん、臼井加栄子さん
下段:出井升子さん、加藤雅夫講師、近藤暢子さん

ウクレレは楽器が小さくて持ち運びやすいのが魅力。昔ギターを習っていたのでウクレレも弾けるのですが、やはりきちんと習いたいと思って始めました。レッスンでは、講師の方がソロの楽譜を書いてくださったり、流行りの曲が練習できるのが気に入っている点。今後は映画音楽、クラシック、他楽器とのアンサンブル等にも挑戦したいです。(出井升子さん)

私がレッスンを始めたのは、息子の結婚式で引き出物に可愛いおもちゃのウクレレをもらい、なんとも弾きたくなってしまったのがきっかけ……(笑)。今まで音楽を習った経験はないのですが、いざ始めてみたらグループの皆さんに恵まれて、6年も続いています。最近、夫が“上手になったね”と言ってくれたのがとても嬉しかったですね。(菊間啓子さん)

グループレッスンだと初心者は伴奏、慣れた方はメロディ奏と、みなさんで弾いて楽しめるのがいいですね。年齢も近い方が多くて、みんなでお茶を飲んで帰ったりと、趣味の友人が増えました。夜でも音を控えめにすれば練習できるのも、ウクレレの気に入っている点。私の兄嫁もウクレレを習っているので、今度合奏しようねと話しています。(臼井加栄子さん)

ソロを弾いてみたいと思って入会しました。ソロ演奏は難しい分、楽しみも大きいように思います。演奏家の方では、ハーブ太田さんのファン。家で一人で弾くとリフレッシュしますし、新しい楽しみが増えたな、という実感が湧きますね。(長田悦子さん)

取材協力:日響楽器(株)サウンドパーク池下
http://www.nikkyo-gakki.co.jp/