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4・5歳児 幼児科

練習のポイント(実践編)

ポイント1 テンポを意識して練習しよう。

「家で練習している時はうまく弾けるのに、レッスンになるとうまく弾けない・・・」というお悩みを時々耳にしますが、その原因の一つとして考えられるのが、家で練習している時の「テンポ」です。
ゆっくり過ぎたり、逆にむずかしいところを弾き飛ばしてしまうような速さで弾いていると、いざレッスンの時にうまくいきません。
もちろん最初はゆっくりでかまいませんが、少し弾けるようになってきたらCDなどに合わせて適正なテンポで練習するようにしましょう。
そうするとレッスンでもきっとうまく弾けるはずですよ。

ポイント2 両手奏は、まず片手ずつをしっかりと。

両手奏というと、ついつい「さあ、両手で弾かなきゃ」と思いがちですが、基本になるのはまず片手です。
片手が十分に弾けないのに、両手で弾くのはちょっと無理。
右手と左手別々にくり返し練習し、目をつぶっていても弾けるぐらいになれば、両手奏はスムーズにできるようになりますよ。

また片手から両手奏へ移行する家庭での練習方法ですが、おすすめなのが「分担奏」。
保護者の方と右手と左手を分担して弾くと、両手の響きも具体的にイメージできるので効果的です。

そのほか、「メロディーを歌いながら左手を弾く」「CDに合わせて片手ずつ弾く」というやり方も有効なので、ぜひおためしください。

ポイント3 ドレミで歌いながら弾こう。

レッスンでもご家庭でも、鍵盤を弾く時に必ずお願いしたいのが「ドレミを歌いながら弾く」ということです。
そうすることによって、「鍵盤の位置」=「出てくる音」=「音の名前(ドレミ・・・)」が一致するようになり、ソルフェージュ力が確実に養われていきます。

また左手の和音も時には歌いながら弾くことをおすすめします。
幼児科も2年目ぐらいになると、子どもたちは和音の響き自体はかなりわかるようになりますが、それが「ドミソ」なのか「ソシレ」なのかは、まだあいまいだったりします。
和音を歌いながら弾くことで、その響きが何の音で構成されているのかしっかり聴きわける力を養うのに、とても効果があるのです。

ポイント4 左手の伴奏形がどんな和音か調べよう。

幼児科2年目になるといろいろな伴奏形が出てきますが、その元になっているのはこれまで体験してきた和音です。
家で練習する時は、その伴奏形がどんな和音でできているかをたしかめてみましょう。
たとえば、ぷらいまりー④の〈おはなのワルツ〉の左手。
よく見ると「ファラド」「ファシ♭レ」「ミシ♭ド」という和音からできていることがわかりますね(下記譜例参照)。
このように、和音で確認してから弾く習慣をつけると、一見むずかしそうに見える伴奏形も意外にかんたんに弾けるようになりますよ。

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