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リズム感がゴルフにも役立っています ― 成田美寿々さん

成田美寿々さん インタビュー

― 音楽+バスケ、水泳、陸上、体を動かすのが大好き

「幼稚園で仲が良かったお友達たちが通っていて、それでヤマハを始めた記憶があります」という成田さん。ヤマハには幼児科から、中学2年まで通っていたそうで、「グループレッスンが楽しくて続けていました」。

小学校時代は、バスケのクラブチーム、スイミングスクール、さらに小学校の陸上部にも所属して活動を。「とにかく体を動かすのが大好きでした」。

中学ではソフトボール部に入部し、部活が忙しくなってヤマハをやめましたが、9年間、音楽とスポーツを両立してきました。「両親の方針で、1回始めたものはやめさせない、というのもありまして」。

小学校の高学年からヤマハをやめるまでの数年間は、なかなか家で楽器に向かう時間も取れず、「発表会前は、いつもプレッシャーを感じていました。ゴルフより発表会の方が緊張します」。

当時は、レッスンで先生が曲を弾くのを一生懸命耳で覚えて、練習をしていたそう。


― 高1でプロになることを決意。21歳でプロゴルファーに

小学校6年生のころに、ゴルフ界に宮里藍さんが登場し、お父様がゴルフ好きだったこともあり、ゴルフを始めたそうです。「体を動かすのが好きだったので。ゴルフの華やかな世界を見て、私もプロゴルファーに憧れるようになりました」。

とはいえ、実際に、プロゴルファーになろうと決意したのは高校1年生の時。「勉強をしたくないという、やましい気持ちもありましたが(笑)」と、笑う成田さん。19歳で受けたプロテストは不合格でしたが、21歳で見事合格。

プロになる前に別の資格で富士通レディース大会で初優勝。現在でも中堅世代を代表する選手として活躍中です。

ヤマハに通っていてよかったことを「リズム感がついたことです」と語る成田さん。

ゴルフのレッスン中にも、コーチにリズム感がいいと言われることも多いそうで、「球を打つための始動のタイミングや、クラブの切り返しのタイミングなどに、リズム感の良し悪しが現れるそうなので、そこは音楽を習っていたことがすごく役立っているなと感じます」。

また、ゴルフの面白さを、「毎回同じ場面がこないこと」とも。「自分で100 点だと思って打った球がそうならなかったり、30点と思った球が、変な風に跳ねて100 点になるのも面白い。そして、一番の魅力は、ハンディキャップをつければ、幼稚園児からおじいちゃんまで、誰とでも対等に一緒に楽しめることです」。


― 練習やツアーの合間は、音楽鑑賞でリフレッシュ

現在の一番の目標は、来年に控えているオリンピックに出場することだそうですが、練習の合間の息抜きになっているのが宝塚歌劇団。練習中や移動中、試合の前にも、宝塚の音楽を聴くことが多いそう。「一昨年、宝塚に出ている方と知り合いになり、舞台を観に行ったらはまりました。観ていると元気がもらえるんです」。


― できるだけ本人の自主性を尊重して

ゴルフもヤマハも楽しいから続けられたという成田さん。「ヤマハも、嫌になったからやめたのではなく、部活の練習との時間のやりくりが大変になってしまって。だから今でも音楽を聴くのは大好きです」。

子どもを幼児科に通わせている保護者のみなさんへのアドバイスを伺うと、「私も、母に練習しなさい、宿題しなさい、勉強しなさいと言われ続けてきたので、それはできるだけ言わないであげてほしいです」と成田さん。

今でもご両親が試合前の練習を見に来ると、「もう終わり?」と言われたりするそう。「親としては、『練習しないと結果につながらない』『できないとみんなに置いていかれちゃう』など、心配な気持ちがあるのもよくわかります。でもお子さん自身は、やらなくてはならないことは分かっているはず。できるだけ『練習しなさい』と言わずに見守ってあげては」。

プロフィール

1992年生まれ。千葉県市原市出身。12歳の時にゴルフを始め、関東ジュニアゴルフ、東日本女子パブリックアマなどで優勝。高校卒業後、日本体育大学に進学するも、プロに転向し中退。2018年のアース・モンダミンカップ、2019年のヤマハレディースオープン葛城で優勝など、通算優勝回数12回。'18LPGA資生堂ANESSAビューティー・オブ・ザ・イヤーなどの数々の賞も受賞。生涯獲得賞金5億円突破。

Photo:Akira Moriyasu/Text:Hana Hasegawa