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― 大島さんは音楽教室でピアノではなくエレクトーンを専攻されましたが、どんな理由があったのですか?
大島 私が幼児科にいた頃は、ちょうどエレクトーンが普及し始めた時期で、通っていた幼稚園に当時はまだ珍しかったエレクトーンがあったというのが理由ですね。
幼児科を終えたあとは自然にエレクトーンコースに進みました。
― 実際にエレクトーンのレッスンを受けてみていかがでした?
大島 じつはあの当時はエレクトーンのために書かれた曲が少なかったんです。
それで仕方なくポピュラー音楽や映画音楽など、いろいろなジャンルの曲を演奏することになるのですが、それが結果として今の私にとってはいい経験になっています。
― どんな曲を演奏されたのですか?
大島 ロックやジャズ、現代音楽にまで手を広げました。
およそ子どもらしくない選曲をするんですが、教室の先生はどんな曲でも弾かせてくれるんです。
もちろん技術的な指導も丁寧にしてくれるのですが、選曲は自由。
もしあの時に「この曲は子どもらしくないから」といって取り上げられていたら、音楽に対する情熱も冷めていったと思うんです。
そう考えると、子どもにとっての先生の存在って大きいと思うし、私は音楽教室に通うことでいい先生に巡り合えたことをとても幸せに思います。
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