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教室の思いで 〜アーティストの声〜
上原ひろみさん 人と比べないこと。優越感や劣等感は、音楽に必要ないもの。
遊んでいるうちに自然に身についていく だから楽しい思い出しか残っていないんですね
― 音楽教室では具体的にはどんな遊びをしていたんですか?

西村  いろいろあるんですが、特に印象に残っているのが「ド・レ・ミ」の3つの音だけを使ったしりとり遊び。最初の子が「ドレミ」と歌うと次の子が「ミドレ」と歌う。そして次の子は「レドレ」……。
そんな簡単な遊びの中で、曲づくりの基本的な決まり事を自然に学んでいくんです。

― それって簡単に言えば「作曲」ですよね?

西村  そう。でも決して理論でしばっていくのではなく、グループで楽しみながら歌っているうちに曲の作り方が身についていくんです。
今でも私の作曲の原点は、音楽教室でのグループレッスンにあると思います。

― 西村さんが作曲を始めた頃の作品で、印象に残っている曲ってありますか?

西村 5歳の頃だったと思うんですが、「たのしいお誕生日」という曲を作ったんです。これは最近まで音楽教室の教材に載っていたこともあって印象に残っているんですが、曲名のとおりとっても楽しい曲ですよ。

― ぜひ聴いてみたいですね。その頃から作曲は好きだったんですか?

西村  好きというか、みんなと一緒にメロディをつくって演奏することが楽しかったんです。それ自体は学習なのかもしれないけれど、私にはその意識はありませんからね。
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