
「24時間戦えますか」「過労死」といった言葉がメディアで踊ったバブル経済も、90年代前半には終焉を迎えました。それは経済効率至上主義から「ゆとり」や「癒し」に価値をおいたライフスタイルを求める大人たちが増えはじめた時代の始まりでもあります。人々は心の豊かさを求め、生涯学習が大きなムーブメントとなりました。1994年には音楽振興法(略称)が制定され、行政レベルでも生涯学習として音楽のできる環境を後押ししていくこととなりました。ヤマハ大人の音楽レッスンの会員も1990年代中盤以降、開設当初の中高生中心の構成から徐々に仕事を持ちながら楽器演奏を楽しむ成人層の比率が高まってきました。またエリック・クラプトンの≪アンプラグド≫(1992)の大ヒットからアコースティックギターブームも起こり、かつてギターを演奏していた大人がもういちど楽器を手にする「リターン層」も増加。成人層のニーズに応えた『大人のピアノ』(1994)、映画やドラマで人気となり会員が急増した『ゴスペルコーラス』(1995)などのコースがこの時期に開設されています。→この時代の年表はこちら







