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京都・鴨川を望む街の中心部にある「JEUGIA ポピュラーミュージックセンター御池」で、PMS開設以来20年間ギター科講師を努める三好寛昭講師。
関西在住のミュージシャンとの交流も多く、常にプレイし続けるその姿に憧れて、数多くの“ギター大好き”なPMS会員さんが生まれました。
その一人で現在、三好講師と同じく「JEUGIA ポピュラーミュージックセンター御池」のギター科講師として“教える”立場で活躍する前田大輔講師もご一緒に、ギターをめぐって時を忘れるお話を聞きました。

プレーヤーとしてのノウハウを伝えていくレッスン
僕自身がギターを始めたのは小学校6年生の時。初めてギターを持った瞬間に、根拠も何もなく、プロになろうと思いました(笑)。僕にとってギターは自分の気持ちを伝える言語、自分を代弁するものだと考えています。これまでキース・リチャーズ(ローリングストーンズ)に憧れたり、近藤房之介さんに直接的な影響を受けたりしてプレーヤーとして活動してきました。と同時に、プレーヤーとしてただ演奏するだけでなく、その演奏技術を次世代に伝えていくべきだ、という気持ちで、レッスンにも取り組んできました。お陰様でこの20年、たくさんの会員さんを教えてきましたが、彼(前田講師)の場合はまじめで、努力家で、とても静かな子でしたね。でも彼が講師になって再会したら、いつの間にか電車の中でも大きな声でしゃべれるような積極的な男になっていて(笑)、非常にうれしいです。現在では控室で雑談したり、ライブの現場を手伝ってもらったりもしています。(三好)

今になってわかる講師という仕事のたいへんさ
僕は12歳頃からPMSの三好クラスでギターを習っていたのですが、中学を卒業する頃にはもう“三好先生みたいなPMS講師になろう!”と心に決めていました。レッスンではたとえば僕が弾きたい曲を持っていくと、ほんの少し聴いただけで先生がすぐ弾いてしまったりして、毎回プロのすごさを間近に見る思いでした。音楽にかかわっている先生の姿勢に憧れたからこそ、今の自分があることは間違いないですね。ところがいざ教えてみると、講師は実に責任重大な仕事。いろんな期待を抱いてみなさん通ってくるわけだし、生徒の立場だった時代を思い返せば、三好先生が焦らずあきらめず、気長に僕のことを見てくれていたことに改めて気づきました。レッスンすることを通じて、今まで気づかなかった先生のまた別のすごさを実感している今日この頃です。(前田)

若い会員さんが、自分の演奏の世界を拡げてくれる
人に教えることで、逆に教えられるというのは、よくあることなんです。人に何か伝えようと思ったり、そのためにテキストをちょっと見直すだけでも、自分があやふやに思っていたことをより明確に理解できるようになるし、自分の音楽も深まります。PMSの教室を通じて若い会員さんから新しいジャンルの音楽を知り、自分の演奏の幅が広がることも実際にあるんです。何年演奏してきても、例えばピックの持ち方ひとつでもコレ!という結論は出ないもの。ギターには、一生追求しがいのある深さと楽しさがありますから、これをもっともっと多くの方に体験してもらいたいですね。例えば学生時代にはギターを弾いており、仕事が忙しくて中断していたものの、また思い出して演奏したい……なんて方、いつでも大歓迎です。(三好)

取材協力:(株)JEUGIA PMC御池