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<子どもと楽しむ 季節の行事>

親子で「イースター」を楽しもう!

こんにちは! ぷっぷるコラムメンバーズのよこです。

今回のテーマはキリスト教の祝日である「イースター」。
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、実はキリスト教圏ではクリスマスより重要とされている行事です。しかし、イースターという言葉は聞いたことがあっても、詳しく知らない、何をしたらいいかわからない、という人も多いのではないでしょうか?

そこで、イースターはいつ・何をするお祭りなのか、意味や由来をお伝えすると共に、象徴である「イースターエッグ」を簡単に手作りするアイデアをご紹介。親子で一緒につくってみれば、きっと気分も盛り上がるはず。ぜひ今年のイースターを楽しく過ごす参考にしてくださいね。

イースターの由来って? 今年はいつ?

イースターとは、日本語で言うと「復活祭」のこと。十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが、3日後に復活したことを祝うお祭りで、キリスト教における最も重要な行事とされています。

また、イースターはクリスマスのように固定された祝日ではなく、毎年日にちが変わります。「春分の日のあとの満月から数え、最初の日曜日」とされていて、今年は4月21日。必ず日曜日なので、家族でお祝いしやすい祝日なのです。実際、キリスト教徒にとってイースター休暇は家族と過ごす大切な時間。ホームパーティをしたりプレゼントを贈りあうなど、家庭的に過ごすことが一般的なようです。

なぜ卵とウサギなの?

イースターに欠かせないのが、カラフルな卵「イースターエッグ」と、かわいいウサギ「イースターバニー」です。

命を生み出す卵は、復活の象徴とされています。ですから、イースターには復活の象徴、生命の始まりを意味する卵料理を食べ、卵をカラフルにペイントした「イースターエッグ」を飾るのですね。

また、イースターイベントに出てくるウサギは「イースターバニー」と呼ばれ、イースターエッグを運んでくるとされています。実は、古代からウサギは多産と豊作のシンボル。よって、繁栄の象徴となり、歴史の中で卵と並ぶイースターのシンボルとなったのです。

イースターって何をするの?

【エッグペイント】

イースターの準備期間に、卵に色を塗ったり絵を描いたりして楽しみます。本来は、ゆで卵や中身を抜いた卵の殻を使いますが、最近は卵型のカプセルや発泡スチロールなどで代用するようになっています。染色や絵だけでなく、シールやマスキングテープでも簡単に作れるので、後半でご紹介します。

【エッグハント】

部屋や庭に隠した卵を探し当てるゲーム。海外では、卵のプラスチック容器にお菓子やオモチャが詰められたものを大人が隠し、庭や公園などで子どもたちが探し出す、というイベントが行われています。最近は日本でもプラスチックの卵ケースを多く見かけるようになったので、機会があったら我が家もやってみたいイベントのひとつです。

【エッグレース・エッグロール】

エッグレースは、スプーンの上にイースターエッグを乗せてゴールまで運ぶ競争。大人は小さなスプーン、小さい子はレンゲやお玉を使ってハンデを付けると、大人も子どもも一緒に楽しめます。エッグロールは、芝生の上で長い柄の木製のスプーンを使って卵を転がすレース。ホワイトハウスで毎年行われることでも有名なイベントです。

[親子deクラフト] かんたん手作りイースターエッグ
~Part1 貼るだけ♪ ゆで卵で作ろう!~

<材料・道具>

・ゆで卵(殻が割れないよう注意して、固ゆで卵をつくります)
・マスキングテープやシール
・和紙やお花紙、紙ナプキン
・レースやリボン
・のりや接着剤(今回はでんぷんのりを使用)
・はさみやカッター(あればカッターマットも)
※その他、ビーズやスパンコールなど、お好みのデコ材料

<作り方>

●縦ラインとハートの卵

細めのマスキングテープ2本(黄・ピンク)を縦の放射状に貼り、その間に小さなハートのシールをオン。ほどよく伸びるマステは、引っ張りぎみに貼っていくと、卵の曲線にぴったりフィットします。

●キラキラ星の卵

卵の上下を残し、全体にのりを薄く伸ばし、青のお花紙をくるりと巻きます。最後に上下にのりをつけ、全て包みこみ、余分な紙をカット。ラメの星シールをランダムに貼りました。

★一緒に制作ポイント 「卵に好きなシールを貼る」

子どもと一緒に、どの場所にどんなシールを貼ったらいいか、相談しながら貼りましょう。卵が割れないように力加減を調節しながら押さえたり、卵の曲面にシールを貼る行為は、指先の発達も促してくれそうです。

[親子deクラフト] かんたん手作りイースターエッグ
~Part2 塗ったり描いたり♪紙ねんどで作ろう!~

<材料・道具>

・紙ねんど(卵の形に整え、乾かしておきます。カラーねんどでもOK)
・ねんど板かカッターマット(ラップやレジ袋、クリアファイルなどでも代用可)
・絵の具、刷毛か筆
・カラーペン(ペイントマーカーだと発色が良いです)
・折り紙や画用紙
・竹串(つまようじでもOK)
・リボンと接着剤(リボンは吊るす場合に使用します)

<作り方>

●イースターバニーの卵

卵の形をつくり、乾かします。折り紙か画用紙にウサギの耳を二つ描いて切りとり、接着剤で固定。黒ペンで目・口・ひげ、赤ペンで鼻を描きました。耳は、二つをなるべく近く、平行に配置すると、よりウサギっぽくなりますよ。

●水色ギザギザラインの卵

「絵の具をいっぱい塗りたい」という息子の希望があったので、白のねんどでつくった卵に、絵の具で全面に水色を塗りました(ねんどに青い絵の具を混ぜて水色ねんどにしてもOK)。そこに、青ペンでギザギザのラインとドットを描きました。

★一緒に制作ポイント1 「紙ねんどをまるめる」

卵の形をつくるのは意外と難しいので、子どもが丸くしたものを受け取り、パパやママが卵の形に整える、という共同作業がおすすめ。大人も真剣になって楽しいですよ!

★一緒に制作ポイント2 「ペイントする」

好きな色を一緒に作って、刷毛や筆でペイントしましょう。竹串をさすと、絵の具を塗りやすいですよ。そのままコップなどに差しておけば、乾かすのも楽チンです。絵の具や筆がない場合は、カラーペンでお絵かきを楽しんで♪

【つくった卵を飾りつけしてみよう】

ゆで卵は一両日中に食べる必要がありますが、紙ねんどでつくったイースターエッグは飾っておくことができます。いろいろな方法がありますが、今回は簡単にできる“エッグガーランド”にしてみました。

<作り方>

1.エッグの頭に竹串などで穴をあけて、輪にしたリボンを入れ、接着剤で埋めます。

2.固まったら、麻ひもにクリップで吊るしていくだけ!

出来上がりを見た息子は「かわいい!」「もっとたくさんつくってかざろう!」とテンションUP! とても簡単に、部屋がかわいく、明るくなるのでオススメです。

また、他にも飾る方法はいろいろあります。
・鳥かごをイメージして、カゴやバスケットに盛る
・紙の卵ケースに入れてオシャレに飾る
・木の枝にぶらさげてエッグツリーにする
・リースにとりつけてエッグリースにする

イースターのムードを盛り上げるためにも、ぜひ素敵に飾りつけてみてくださいね!

ぷっぷるコラムメンバーズ・よこ(横山香織)

9歳・7歳・5歳のわんぱく3兄弟を育てるママライター。
親子の生活がちょっと豊かになるような、等身大の情報を発信していけたらと思っています。

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