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  4. おうちにある材料で!親子で楽しむ「楽器づくり」 Part 2 <ふる楽器>

おうちにある材料で!

親子で楽しむ「楽器づくり」
Part 1 <ふる楽器>

「家で子どもと一緒に遊びたいけれど、どんなことをやったらいいかわからない…」というパパ・ママは多いもの。そんなときにおすすめなのが、おうちの中で簡単にできる『楽器づくり』です。

使うのは、空き缶やペットボトル、牛乳パックなど、身近な材料だけ。親子で協力しあいながら楽器をつくることで、創造力、集中力、手指の器用さなどが養われ、さらに、つくった楽器を使って親子で遊ぶことで、楽しみながら音感やリズム感が育ちます。それにパパ・ママが、子どもと一緒になって楽しめるのも魅力です。

今回も引き続き、手軽にできる楽器工作のアイデアをたくさん紹介している「親子で!おうちで!さくっとできる! 超★簡単 楽器づくり」(著:井上明美)を参考に、実際に手作り楽器を親子で作った様子をレポート。

前回の「たたく楽器」に続き、今回は「ふる楽器」にチャレンジします。ぜひ皆さんも試してみてくださいね!



<参考にした本>

「親子で!おうちで!さくっとできる! 超★簡単 楽器づくり」
(ヤマハミュージックエンタテインメント)
著者:井上明美

制作会社アディインターナショナル代表取締役。アディミュージックスクール主宰。国立音楽大学教育音楽学科幼児教育専攻卒業後、(株)ベネッセコーポレーションに勤務。退職後は、音楽プロデューサー・編集者として、音楽ビデオ、CD、書籍、教材などの企画制作に携わる。「親子で!おうちで!さくっとできる! 超★簡単 リズムあそび」等、著書多数。





PART1 <ふる楽器>

♪卵パックマラカス♪

ビーズとシールでカラフル♪見た目も楽しいマラカスに!



[用意するもの]

・卵のパック(プラスチック製で10個入りのもの)
・ビーズ(10~15グラムぐらい)
・飾り用のシール
・割りばし
・ビニールテープ
・セロハンテープ
・はさみ



[作り方]

  1. 割りばしにビニールテープを巻きます。
  2. 卵のパックを開いて、割りばしを半分くらい外に出るような位置に置き、内側の出っ張った部分とパックのふちの位置でとめます。
  3. パックにビーズ10~15グラムくらい入れ、パックを閉じて、ふち全体をセロハンテープでとめます。
  4. パックのふち全体にビニールテープを貼ります。
  5. パック全体に好きなシールを自由に貼ります。

【一緒に制作ポイント】

★割りばしにビニールテープを巻く

テープを持つ手は固定し、割りばしをくるくる回していくとキレイに仕上がります。
「ぜんぶの色をつかいたい!」と、カラフルな持ち手になりました。


★シールで自由に飾る

お好みのシールのほか、マスキングテープなどで飾ってもOK。
好きな形に切ったビニールテープ、ちぎった折り紙などを貼ったりしても素敵です。



[遊び方]

持ち手部分を持ち、マラカスのようにふったり、
パックの両端を手で持ち、左右にゆっくり傾けたりして音を出します。


【作って&遊んでみました レポート】

制作自体はとっても簡単で、あっという間にできます。私はシンプルで可愛らしく、子どもはカラフルで賑やかに、装飾で個性が発揮されました。マラカスのように振ると「シャカシャカ」、左右にゆっくり傾けると「ザザー」と、聴こえる音が違うので、両方の違いを聴き比べるのが楽しい♪中のビーズは、小さな粒のものを使うと、より本物のマラカスや波の音に近くなりますよ。



♪紙皿でんでん太鼓♪

紙皿とペットボトルのふたが、キュートなでんでん太鼓に変身!



[用意するもの]

・紙皿(2枚)
・色画用紙
・ペットボトルのふた(4つ)
・たこ糸
・割りばし
・カラーペン
・ビニールテープ
・セロハンテープ
・木工用ボンド
・千枚通し(キリ、アイスピックなどでもOK)
・はさみ



[作り方]

  1. 1枚の紙皿の表面に、動物の胴体をイメージしてカラーペンで色を塗ったり、おへそを描きます。もう1枚の紙皿の裏面には、しっぽを描きます。
  2. 紙皿の大きさにあわせて、色画用紙に動物の顔と首を描いて切り取り、胴体を描いた紙皿の裏に首の部分をセロハンテープで貼ります。
  3. ペットボトルのふたの中心に千枚通しで穴をあけ、10~15センチに切ったたこ糸を通して、穴から抜けないように内側で結びます。これを4つ作ります。
  4. ②の紙皿の裏に、ペットボトルのふたをつけたたこ糸をセロハンテープで貼ります。
  5. 割りばしをビニールテープで巻き、④の紙皿の裏の中心にセロハンテープで貼ります。
  6. ①でしっぽを描いた紙皿を⑤の裏に重ねるように木工用ボンドで貼ります。

【一緒に制作ポイント】

★紙皿をカラーペンで塗る

紙と違い、曲線やでこぼこした面を塗るのが楽しかったよう。
はみ出してもいいように、下にはカッティングボードや新聞紙などを敷くと◎。


★ペットボトルのふたの穴にたこ糸を通す

ふたの穴にタコ糸を通して、抜けないように先端を結びます。
小さな穴に糸を通すこと、結び目をつくることで、手先の器用さが養われます。



[遊び方]

柄の部分(割りばし)を持ってふり、ペットボトルのふたを紙皿にあてて音を出します。


【作って&遊んでみました レポート】

手足に見立てたペットボトルのふたの動きがとってもユーモラス!くるくる回すと、太鼓の音とともに、動きまで楽しめて、すごく面白いです。たぬきの他にパンダも作って、人形ごっこも楽しみました。ちなみに、我が家にあった紙皿は、表面が耐水性のためカラーペンで描けず、裏面を使用したものの問題なくできあがりました。材料や作り方はご家庭ごとに工夫してみてくださいね。



ぷっぷるコラムメンバーズ・よこ(横山香織)

10歳・8歳・6歳のわんぱく3兄弟を育てるママライター。
親子の生活がちょっと豊かになるような、等身大の情報を発信していけたらと思っています。

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