現役子育てママがおすすめ絵本をご紹介!
親子で歌おう♪ 童謡の絵本
こんにちは! ぷっぷるコラムメンバーズのよこです。
今回おすすめするのは、童謡をテーマにした絵本。
ママやパパが歌いながら読むことで、子どもたちはグッと絵本に集中してくれますし、一緒に歌を口ずさんだり、音にあわせて体を動かしたりすれば、絵本の内容をよりいっそう楽しむことができます。
これから紹介する2冊は、どちらも子どもたちに人気の歌をもとにした作品です。
ぜひ親子で一緒に歌いながら楽しんでみてくださいね♪
「どんな いろが すき」 絵:100%ORANGE(フレーベル館)
<1~3歳のお子さんにおすすめ>
どんな色が好き?……「あか!」赤い色が好き♪いちばん先になくなるよ~赤いクレヨン♪ 子ども向け番組で歌われている人気の童謡「どんな色がすき」が、とっても可愛い絵本になりました。
手掛けているのは、及川賢治さんと竹内繭子さんのユニット100%ORANGE。鮮やかな色合いのポップで楽しい雰囲気のイラストは、見ているだけで元気をもらえます。
好きな色のクレヨンで、のびのびと絵を描いていく子どもたち。赤のページはリンゴやチューリップ、青のページは海やイルカ、黄色のページはキリンやバナナ、緑のページはカメや恐竜……見開きいっぱいに、それぞれの色の食べ物や生き物などが所狭しと並びます。
リズムにのりながら歌って読み聞かせをするのはもちろん、色ごとにどんな物があるか指をさしながら読んだり、お部屋の中でその色の物を探してみたりしても楽しそう。また、赤ちゃんが色を認識したり、物の名前を覚えたりするのにも、大いに役立ちそうです。
我が家では、末っ子とノリノリで歌いながら読んでいたら、いつのまにか上の子たちも一緒になって歌いはじめていました。その様子を見て、やっぱり素敵な歌だな~と実感。裏表紙には楽譜もあるので、この歌を知らない人も口ずさめると思います。ぜひ親子で楽しく、歌いながら読んでみてくださいね。
「どんぐりころころ おやまへかえる だいさくせん」 作・絵:スギヤマ カナヨ(赤ちゃんとママ社)
<4~6歳のお子さんにおすすめ>
誰もが知っている童謡「どんぐりころころ」。お池に落ちたどんぐりは、どじょうと仲良く遊びますが、やがてお山が恋しくなり、泣いてどじょうを困らせてしまいます。さあこの後、どんぐりは、どうなったのでしょうか……?
歌い終わるといつもどんぐりの行く末が気になっていたという絵本作家のスギヤマカナヨさん。それなら私が作ろう、と誕生したのがこちらの絵本です。
「ほんわかしたお話かな?」と思って読み始めましたが、想像をはるかに超える展開でびっくり! ザリガニやカエルなど池の仲間たちのおかげで地上へ戻ったものの、リスに見つかって秘密の場所に埋められたり、腹ペコのタヌキに飲み込まれたり……。度重なるピンチに、息子たちもワーワー声をあげ、ハラハラドキドキしながらどんぐりの大冒険を楽しんでいました。
そして、そんなお話が全て「どんぐりころころ」のおなじみのメロディで読み進められます。歌詞は17番まであるので、読み手は息があがりそうになりましたが(笑)、ドラマチックなストーリーに親子とも大満足でした。
さて、どんぐりが最後に帰り着いた場所は、どこだと思いますか? 心温まる素敵なエンディングが用意されているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
ぷっぷるコラムメンバーズ・よこ(横山香織)
11歳・9歳・6歳のわんぱく3兄弟を育てるママライター。
親子の生活がちょっと豊かになるような、等身大の情報を発信していけたらと思っています。