パパ・ママも楽しい！

親子でできる「リズムあそび」
STEP 2　＜わくわくリズムあそび＞ ②

「子どもと触れ合ってあそびたいけれど、どんなものがいいか分からない」
「お部屋の中でもできるあそびを知りたい」
というパパ・ママは多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのが、ちょっとしたあそびの中に、簡単なリズムの要素を取り入れた「リズムあそび」です。

「1・2、1・2……」のリズムで一緒に動いたり、歌に合わせてつないだ手を揺らしたり、体を揺らしたり……。おうちの方と肌を触れ合いながら、また呼吸を合わせながら一緒にあそぶことは、お子さんにとってかけがえのない経験となるはず。きっと、それは心の大切な栄養となり、情緒の安定や心の豊かさにつながっていくことでしょう。

この連載では、そんな「リズムあそび」をテーマに、おうちの中で簡単にできるあそびを紹介している『親子で！おうちで！さくっとできる！ 超★簡単 リズムあそび』（著・井上明美）を参考に、実際に親子で遊んでみた様子をレポート。

今回は、STEP2「わくわくリズムあそび」の中から2つのあそびをお届けします。

＜参考にした本＞

「親子で！おうちで！さくっとできる！ 超★簡単 リズムあそび」
（ヤマハミュージックメディア）
著者：井上明美さん

国立音楽大学教育音楽学科幼児教育専攻卒業。ベネッセ在籍中は『こどもちゃれんじ』の企画制作に携わり、音楽コーナーを確立。退職後は、音楽プロデューサー・編集者として、音楽ビデオ、CD、書籍、月刊誌、教材など、さまざまな媒体の企画制作に携わる。2000年に制作会社アディインターナショナルを設立。同社代表取締役。

STEP 2　わくわくリズムあそび ②

●ゆき●

［対象年齢］

3～5歳

［あそび方①］

［あそび方②］

［親子で楽しむワンポイント］

・立った状態でもできますが、おうちの方ができるだけお子さんと目線を合わせられるように、座った状態で行うのがおすすめです。
・おうちの方が♩のリズムを意識して、歌いながら行いましょう。そうすることで、お子さんは、よりリズムの感覚が身につきます。

【遊んでみました レポート】

あそび方①に慣れたあと、あそび方②をやってみると、リズムが変化する感覚がより味わえるのでおすすめです。
息子は特に「ピタッ！」のところが楽しいようで、歌いながらニコニコ。
リズムを意識しながら、2番まで元気よく腕を動かすと、体もポカポカ温かくなりました。
寒くなってきた今の時季にぴったりなリズムあそびです。

●かたつむり●

［対象年齢］

3～5歳

［あそび方①］

［あそび方②］

［親子で楽しむワンポイント］

・①では、足を高く上げるほど、効果的な足の運動になりますが、無理のない範囲で行ってください。
・②では、交互ではなく、両足を同時に動かしてもいいでしょう。

【遊んでみました レポート】

ふだん運動不足なこともあって、はじめは腹筋が悲鳴をあげましたが（笑）、慣れてくるとスムーズに、親子で息をあわせて動くことができました。
息子はテンポの速い、あそび方②のほうがお気に入りのようです。
今まで足を動かしてリズムを表現することがあまりなかったので、とても新鮮で、楽しい体験となりました♪