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現役子育てママがおすすめ絵本をご紹介!

年末年始に読みたい!年越し・お正月の絵本

年越しやお正月は、日本で昔から大事にされてきた伝統文化。大掃除や年越しそば、おせち料理に初詣……。昔ながらの年末年始を過ごすご家庭は少なくなってきているかもしれませんが、絵本の中ではそのような古き良き日本の文化を体験することができます。

そこで今回は、新年を迎えるうれしい気持ちや風習・文化などが学べる、おすすめの絵本をご紹介。十二支たちがみんなで山をのぼり、てっぺんで新しい年を迎える「じゅうにし どこ いくの?」と、おせち料理の大家族が過ごす年越しの様子がほほえましい「おせちいっかのおしょうがつ」の2冊です。

これを読めば、今年の大みそかがよりいっそう楽しみになるはず。 年越しの準備がひと段落したら、ぜひ親子で一緒に読んでみてくださいね!

「じゅうにし どこ いくの?」 文:すとうあさえ/絵:おくはらゆめ(ほるぷ出版)

<1~3歳のお子さんにおすすめ>

真夜中です。ね、うし、とら、う……と十二支たちは順番に、山を登りはじめました。「ねずみさん、うしさん、どこ いくの?」「ちゅうちゅう もうもう おやまの てっぺんに いくんだよ」みんなせっせと登るうちに、空がだんだん明るくなってきました。「いそげ いそげ うま ひつじ さる とり いぬ い ほいほい」いったいお山のてっぺんで何をするのでしょうか……?

小さな子も楽しめる「はじめての行事えほん」シリーズの一冊。年末年始の回は、年越しにぴったりな干支のお話です。

作者・おくはらゆめさんが大らかな線で描く十二支たちは、絵本の中をのびのびと動きまわり、表情もとっても可愛い! 山の頂上に十二支が勢ぞろいした様子は、新年の清々しい気持ちを表したような素晴らしい光景です。物語もシンプルな内容なので、どんな動物が十二支にいるのかわかりやすく、小さなお子さんでも楽しんで読めると思います(ちなみに我が子はこの絵本で干支の順番を覚えました!)。

巻末には、作者のすとうあさえさんによる、「十二支の動物たちがどうやって決まったのか」「アジアの国々の十二支の違い」のミニ解説もあります。ベトナムの干支にはネコがいることなど、私もはじめて知る内容で、とても興味深く読むことができました。

由来や順番など、ちょっと難しくなってしまいがちな干支の説明ですが、このお話を読めば自然と十二支たちに親しみが持てそう。「来年はへび年なんだよ」「〇〇ちゃんは何年生まれかな?」なんてお話を楽しみつつ、子どもが十二支に興味を持つきっかけとしても、ぜひおすすめです。

「おせちいっかのおしょうがつ」 作・絵:わたなべ あや(佼成出版社)

<4~6歳のお子さんにおすすめ>

今日は大みそか。はこださんちは、お正月の準備で大忙しです。一方、重箱の中では、おせち一家のみんなも大忙し。双子のかまぼこ、こうちゃん・はくちゃん、くろまめ赤ちゃん、だてまきママにくわいパパ、えびばあちゃんに、たたきごぼうじいちゃんと大所帯です。そんなおせち一家は、年越しそばを食べると、そっと重箱を抜け出しました。いったいどこへ行くのかな……?

人間の家族とおせちの家族が、それぞれに過ごす年越しの様子を、交互に紹介していくというストーリー。いつも食べ物をテーマにしたユーモアあふれる絵本を紡ぐわたなべあやさんの絵は、今回も細部まで丁寧に描き込まれており、すみずみまで見応えたっぷりです。

そして、なんといっても擬人化された”おせちいっか“がとにかく可愛い!しかも、一家が行った初詣先の”たべものじんじゃ“では、お雑煮一家やお寿司一家、おでん一家などのキャラクターも加わり、さらに大賑わい。どの食べ物も描写が細かく、随所にクスッと笑わせるような仕掛けもあり、息子と一緒に1ページずつ食い入るように読んでしまいました。

日本の伝統文化でありながら、子どもたちにはあまり人気のない「おせち料理」。しかし、この可愛らしいキャラクターと、巻末のおせちの由来を読めば、きっと興味を持ってくれるはずです。大人も子供も楽しみながら日本文化を学ぶことができるので、お正月を迎える前に、ぜひ親子で読んでみてくださいね。

ライター・横山香織

3人の子ども(14歳・12歳・10歳)を育てるママライター。絵本・工作・体を使った遊びなど、親子の生活がちょっと豊かになるような楽しい情報を発信していきます。

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