音楽教室の耳寄り情報をお届け!教室だより
音楽教室の耳寄り情報をお届け!教室だより
メニュー
  1. ホーム
  2. 教室だより
  3. 音楽・子育て情報
  4. みんな大好き! りんごの絵本

現役子育てママがおすすめ絵本をご紹介!

みんな大好き! りんごの絵本

こんにちは!ぷっぷるコラムメンバーズのよこです。

読者の皆さんと同じく、子育て真っ最中のママである私が、「子どもの反応が良かった」「飽きずに長く楽しめる」おすすめの絵本をご紹介したいと思います。

日に日に寒さが増してきて、秋の深まりを感じる季節となりました。美味しい果物がたくさん揃う時季ですが、小さな子どもにもなじみがあり、人気の高い果物の代表といえば、やはり「りんご」。今は一年中見かけるりんごですが、甘みが増すのは秋~冬にかけて。ちょうど11月から、いちばん美味しくいただける旬が始まります。

そこで今回は、子どもたちの大好きな“りんご”がテーマになっている絵本をご紹介。「わたしを食べて!」とおしゃべりするりんごがキュートな「りんご ころころ」と、食べてもなかなか減らない大きな大きなりんごが主役の「りんごがドスーン」の2作品です。今すぐりんごが食べたくなってしまう、夢のある美味しい絵本たち。ぜひ親子で一緒に味わってみてくださいね!

「りんご ころころ」 文:松谷みよ子/絵:とよたかずひこ(童心社)

ハナコちゃんが野原を歩いていたら、大きなりんごの木が「だれも とってくれない だれも たべてくれない おもたいよう」と泣いていました。「わたしが とってあげる わたしがたべる」と、木をゆすって落としたり、木にのぼってもいだり。そうしたら、下に落ちたりんごの実が、はねあがって転がりだしちゃった! 「わたしを たべて! わたしを たべて!」・・・。

赤ちゃんに身近な食べ物が登場する「あかちゃんのおいしい本」シリーズの一冊。作者は、「いない いない ばあ」の松谷みよ子さん、「ももんちゃん」シリーズのとよたかずひこさんという強力タッグです。木が泣いたり、りんごがしゃべったりする可愛い物語に、柔らかく優しいタッチの絵がぴったり。色を多く使っていないので、りんごの赤が映えて、とてもきれいに仕上がっています。

木から落ち、転がったりんごは「ころころ びゅーん ころころ びゅーん」と人や動物の元に到着。ジュースになったり、離乳食になったり、アップルパイになったりします。このページは文章がなく、それぞれの様子を表した絵だけ。でも、「クマさんがむしゃむしゃ食べているね」「○○くんも赤ちゃんのときこうやって食べていたんだよ」「どの食べ方が好きかな?」など、親子でいろいろとおしゃべりができて、とても楽しいコミュニケーションができるんです。

また、この本の主人公は女の子ですが、我が家では名前の部分を息子の名前に変えて読んであげると、とっても喜び何度もリクエストがかかります(実際、丸顔でそっくり(笑))。それと、2~3歳の遊び食べがひどい時などは、りんごの口調を真似て「わたしをたべて~!」と言うと食が進んだのも、今となっては良い思い出です。

さて後半では、木のてっぺんで、今度はハナコちゃんが泣き出します。だって、りんごがみーんないなくなっちゃったから……。でも、最後はちゃんとハッピーエンド。可愛らしくて、ほっこり心温まるラストは、ぜひとも実際に読んでみてくださいね。

「りんごがドスーン」 作・文・絵:多田ヒロシ(文研出版)

野原に大きなりんごが落ちてきました。もぐらがやってきて「もぐ もぐ もぐ おーうまい」。その後、あり、ちょうちょ、りす、うさぎ、きつね、くま……いろいろな動物たちが次々やってきては食べ始めます。最後には、なんと、きりんやぞうまで! みんなお腹いっぱいで「ごちそうさま」!

なんといっても子どもたちの目を引くのは、「ドスーン!」と落ちてくる巨大なりんご。どうしてこんなに大きいの?どこから来たの?なんてことはまったく関係なし! いきなり登場して、ずっとページの真ん中に居座っています(笑)。ものすごいインパクトで、見ている子どもたちの目はくぎづけ。読む時にも、「おおきな おおきな りんごが・・・」と少し間をあけると、ワクワクが高まって「ドスーン!」を聞いた途端に大笑い! 抱っこしている子どもの体を一緒にドスーンと揺らせば、さらに大興奮です。

小さな生き物から大きな獣まで、たくさんの動物がやってくるのですが、大きなりんごは食べても食べても中々なくなりません。しかも、食べる音をそれぞれ“らしい”擬音で表現していて、とっても面白いんです。「もぐ もぐ」、「みちゃ みちゃ」、「ちゅう ちゅう」、「しゃり しゃり」・・・同じ食べる音でもいろいろな表現があるんだな、と感心してしまいました。
さて、みんな満腹になり終わりかと思いきや、雨が降ってきてしまって、さあ大変! 機転を利かせた動物たちは、なんと食べ終わった大きなりんごの芯を傘代わりに。食べ終わった後もしっかりと役に立ってくれるりんごなんですね。ぎゅうぎゅう詰めで仲良く雨宿りしている動物たちも、何とも愛らしくて必見です。

我が家の次男、赤ちゃんの頃は最初の「ドスーン」しか反応しなかったのですが、3歳を過ぎると食べる音の違いに興味を持ち、小1の現在は「もぐらは最初に来たのに最後まで食べてるね」「あおむしは移動してる!」など、すみずみまで絵を味わうように。長い間楽しむことのできる、可愛くてユーモラスな作品です。

(ぷっぷるコラム 2018年11月掲載)

ぷっぷるコラムメンバーズ・よこ(横山香織)

9歳・6歳・4歳のわんぱく3兄弟を育てるママライター。
親子の生活がちょっと豊かになるような、等身大の情報を発信していけたらと思っています。

JASRAC許諾
第6854640024Y38029号

JASRAC許諾
第6854640024Y38029号