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Vol.13 特集
「自宅練習での声かけのくふう」
ママたちの一番の悩みといえば、「自宅での練習の取り組み方」。
どうすれば、自宅で毎日、練習するようにもっていけるのか?今回は「声のかけ方」を中心にママたちと一緒に考えてみました!
※プロフィールは顔をクリックしてください。
※座談会に参加してくれたのは、誌面作りに参加してくれると言ってくれた「ぷらトモ隊」の中からお願いした6人のママたちです。
自宅での練習中、弾けないときは?
幼児科ママ:竹村さん
自宅練習で、本人が宿題の曲などで、つまずいたりしているときは、どういう風に声をかけていますか?
先輩ママ:林さん
私はわりと共感していました。「え、なにこれ、難しいね」とか言って。一緒にチャンレンジしていく感じです。そしてちょっとでもできたら、うんとほめています。「今の右手、今までで、一番よかった!」とか。
先輩ママ:谷中さん
具体的に言ってあげるとストーンと本人の中にも入っていくみたいですよね。
先輩ママ:林さん
やっぱりほめるのが一番。うちはあとは弟を抱っこしながら曲にあわせて踊ったり。バスタオルをスカート風にまいてドレスに見立てて踊ったり。女の子ってプリンセスが好きだから、プリンセス風に。それで踊ったあとに私の方から、「今の踊り、ママ納得いかなかったから、もう1回弾いてくれる?」と言って弾いてもらったりもします。
先輩ママ:大津さん
踊ってもらうと本人もリズムとかがつかみやすいのかも。曲調も目に見えるし、何よりママが踊ってくれているというのが、本人もきっと楽しいですよね。
先輩ママ:林さん
踊りのレベルは低いかもしれないけど(笑)。悲しい曲は悲しく、楽しい曲は楽しく!母も楽しむことが大事だと思っています。
練習を見られるのが嫌みたいなときは?
幼児科ママ:中亭さん
うちはとにかく感情が激しくて、できないと泣いてしまったり。楽器に当たったりするんです。それはやめて、とは言っているんですけれど。自宅での練習中に、私がそばで見ていると、見られているのが嫌らしくて、「ママはあっちに行っていて」と言われることも。
先輩ママ:林さん
わかります。できないのを見られるのが、嫌なんですよね。そういうときは、ちょっと距離をおいて、洗濯物とかをたたみながら、なんとなく見ているよ~、という感じにしています。で、「あ、今のところ、はねるところすごくいい」とか、ちゃんとコメントはするようにしています。後ろや横にぴったりつく感じではなくて。
幼児科ママ:中亭さん
ほめても自分が納得できるように弾けていないと、それがまた気に障るらしくて。でも自分の中で「できた!」と思ったら笑顔で抱きついてくるので、それはそれでいいかなと。
先輩ママ:大津さん
うちも、自宅で練習中に「ああしろ」「こうしろ」って言われるのはすごく嫌みたいです。でも聴いていてはほしいみたい(笑)。
先輩ママ:谷中さん
「そばで聴いているよ」というのを、本人にわかってもらうようにするのには、私も気をつけています。幼児科1年目の保護者会のときに、先生からは、親がそばにいられなくても、とにかく楽器は音が聴こえるところに置きましょうと言われました。CDプレイヤーもリビングとかすぐ流せるところにおきましょう、って。
先輩ママ:大津さん
先生からは回数を弾くことが大事と言われているけれども、本人は、言わない限りはやらないです。1回弾いて、できたらそれで終わり、みたいなこともあります。ただ幼児科が終わって、ジュニアアンサンブルコースのオプションで個人レッスンを始めてからは、私も同室にいるので、先生が言ったことをメモにして持ち帰って、自宅でも「先生がこう言っていたよね」というと割と聞いています。
幼児科ママ:木村さん
ママがいうよりも、先生ってことですよね。
先輩ママ:大津さん
はい。ずっと指が下がったままだったのを、個人レッスンで指摘されてて、最近、自分で気がついて指を起こすようになりました。
ママができるとつい口を出してしまう
幼児科ママ:木村さん
私は自分がずっとピアノを習っていたので、どうしても上から目線で言ってしまうことが多くて。「どうしてできないの?」って指導するみたいになってしまうんです。お兄ちゃんのときにそれが多かったので、今、幼児科に行っている真ん中の子はそれを見ていたからか、要領がよくて。「今、私練習しているから」のアピールもあって、割と楽なんですけれど。
先輩ママ:谷中さん
確かにママにそういわれるのは嫌かもしれませんよね。
幼児科ママ:木村さん
なので最近、お兄ちゃんにはご褒美をあげるようにしていて。練習した時間の分だけテレビを見てもいいよ、と言っています。
先輩ママ:谷中さん
うちも下の子が、家で練習しないから、レッスンでも弾けないとか。上の子ではそういうことがなかったのでどうしても比べてしまったり。本人もしょぼんとしているので、最近はどんどんほめてほめて。「ちょっと悔しかったよね。来週はみんなをぎゃふんと言わせよう」って。
先輩ママ:林さん
わかる。家ではできたのにね、って。あと宿題をどうしてもやりたくないときは、お風呂とか寝る前に、シャドウ鍵盤で、弾いたふり。音が出ないから、大体「できた!」となって親子でいい気分になれます。
先輩ママ:谷中さん
イメトレですね。アスリートみたい。練習しないより全然いいですよね。
それに翌日は張り切って楽器に向かえそう。
先輩ママ:大津さん
親もストレスがないし、何となく練習した気にもなれますよね。
自宅練習はいつするのが効果的?
幼児科ママ:竹村さん
うちは宿題をやらないときは「じいじばあばに送るから」と言って動画を撮って。「もうちょっと最後丁寧に弾いた方がいいかも。だからもう1回!」とか言うと結構本人も素直に「もう1回!」と弾いています。みなさんはいつ練習していますか?
先輩ママ:谷中さん
うちの下の子は朝、幼稚園へ行く前に練習しています。
先輩ママ:大津さん
うちも朝ですね。タイマーの数字を使って、「1回やったらボタンを押すといいよ」って言っています。タイマーの表示の数字が1回弾くたびに1、2、3って増えていくから、それだけでも楽しいみたいでした。
林 祥子さん(神奈川県)
ジュニアアンサンブルコースに通う小1女子のママ。年少の弟は来年から幼児科に通う予定。
谷中 香奈恵さん(茨城県)
ジュニア専門コースに通う小2女子のママ。幼児科2年目の弟の練習について悩み中。
大津 仁和子さん(東京都)
ジュニアアンサンブルコースに通う小1男子のママ。自宅練習の時間が短いのが悩み。
竹村 由香さん(静岡県)
幼児科2年目女子のママ。下に3歳の妹がいて、おんがくなかよしコースに在籍中。
木村 未来さん(東京都)
幼児科2年目女子のママ。小1のお兄ちゃんはジュニアアンサンブルコースに。1歳の弟も有り。
中亭 登紀代さん(大阪府)
幼児科2年目男子のママ。レッスン大好き!感情が激しくて自宅練習では波があるのが悩み。