音楽教室の耳寄り情報をお届け!教室だより
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  4. Vol.27特集 自宅で練習しない!わが子の“練習スイッチ"はどこ?

泣く、すねるタイプ

TYPE A
  • 兄弟で相乗効果!

    茨城県 ギンゲツ楽器
    若旅拓真さん(幼児科2年目)
    里英さん

    あまりじょうずに弾けない曲を教わっている時は、なかなか自宅練習をする気にならないよう。
    お兄ちゃんも習ってるので、どちらかが練習を始めると片方もやる気が出るので、その日の子どもたちの様子を見て、弾いてくれそうな方に声かけをしたりしています。

  • 家族みんなで応援!

    山口県 グランドミック三好屋楽器
    徳光寿仁ひさとさん(幼児科2年目)
    大拓だいたくさん

    共働きで、平日はなかなか自宅練習のために声をかける時間がとれないからこそ、弾きたいときにすぐ練習できるよう、キッチン横に練習スペースを。
    土曜日のレッスンはママが一緒。私は、週末に、「すごい!もうそんなに弾けるの!」とほめ、しっかり聞くようにしていますが、それもやる気につながるようです。

  • オンプモン効果が絶大!

    石川県 ミヤコ音楽堂
    坂井さん
    (ジュニア総合コース1年目)
    恵都子さん

    他の習い事や私の仕事もあり、毎日楽器に向かわせるのは至難の業。
    いつも声をかけても渋々で、特に習い始めの曲は弾けないのでやる気なし・・・。
    でも、昨年家庭学習サポートアプリ「オンプモン」が登場し、その存在を知ったその日から、1人で楽器に向かうようになりました!

  • ADVISE

    一番大事なのは「悔しかったんだよね」「そういう風に思えることって立派なんだよ」と共感してあげること。本人は気持ちを言語化できないから泣いてしまうので、そこをくみ取って言葉にしてあげるとよいと思います。(関口先生)

    自分でやりたい!悔しい!などの気持ちがあるからこその表現だと思います。とても主体的な行動です。大人は、お子さんの行動を責めるのではなく、その理由を理解し、気持ちの本質に共感してあげるとその子の成長の手助けになります。(寶川先生)

ADVICE FROM TEACHERS

先生たちからの
自宅学習へのアドバイス

  • 01

    「少しずつでも
    できることの積み重ねを」

    ヤマハミュージックリテイリング札幌店 関口麻希先生

    自宅練習がなかなかうまくいかない、というのは、保護者からも一番多く寄せられる悩みです。
    幼児科の時期は、まず「まとめて練習しよう」と思わないことが重要です。
    1分でも親子でヤマハの話をする、幼稚園や保育園に行く前に1回でも弾いてみる。
    CDを聴いたり歌うことだって立派な自宅学習です。
    少しずつでいいので、音楽のことを忘れないようにする、毎日できることに取り組む、ということがとても大切です。
    自宅でどうしてもイライラしてしまう、という保護者の悩みも多いですが、そういうときは「自分は今イライラしているな」と自分で自分の心を実況中継してみるのもおすすめです。

  • 01

    「お子さんの主体性を
    できるだけ尊重」

    鎌倉女子大学・短期大学准教授 寳川雅子先生

    この時期の子どもは、主体的に行動しようという気持ちが育っていく一方で、まだ自分の心をうまく表現できなかったり、かといって親に指図されるのは嫌だったり。
    自宅練習に関しても「~~しなさい」ではなくて「~~してみてはどう?」「先生は何て言ってたかな?」という風に自分で考え、自分の意思で行動できるよう導くことが大切です。
    子どもは「できた!」を積み重ねて、長い時間何かに取り組めるようになっていきますから、保護者は気長につきあうこと。
    それが将来的に、音楽以外のことにも生きてきます。